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凌辱小説「ライバル」




その日、バレエ部の部室には二年生の女子部員が集まっていた。
皆、一様に互いを牽制するように固い視線を交し合う姿に気づいているのか、わざと目をつぶっているのか、 それは定かではないが、顧問の教師は涼しい顔で言った。

「今度のバレエの大会のレギュラーは亜美さんと真紀さんに決定しました」

牽制しあっていた女子部員が、ため息をつきながらまばらな拍手を送る。
この女子バレエ部は、県大会出場の輝かしい経歴もあってか、選手のレベルは皆が高い。
選手決めで揉めると思われた部活のミーティングは思ったよりも早く終わったのだが、選手の一人、天川真紀は不満だった。

なんで、自分よりも下手な亜美が一緒にレギュラーに選ばれたのか・・・
その理由は彼女が美人だからだろうと想像がついた。
セミロングの艶やかな黒髪、つぶらな瞳、あどけない表情・・・
亜美の顔立ちは、女性である真紀の目から見ても美少女だった。
その美貌でレギュラーの座を射止めたのなら、真紀にとっては腹立たしいことだった。
キツめの切れ長の目は忌々しそうに亜美に向けられ、手にしていたエンピツがミシミシと彼女の握力に軋んでいた。

(まったく先生も先生だわ。どういうつもりなのかしら)

亜美から横に視線を動かすと、中年顧問の中山の禿げ頭が見える。
のほほんとしていて女子の間では「癒し系中山」などと呼ばれて好かれている中年教師に対して、 真紀は初めて憎しみを覚えた。
真紀は部活一筋で一年かけてようやくレギュラーの座を勝ち取ったのに、 きっと中山は亜美を美人だというだけの理由で二ヵ月でレギュラーに選抜したのだろう。
そう思えと、密かに憧れていた気持ちも霧散してしまう。

(でも、憎しみをぶつけるべき相手はこの女よ)

再び、視線を亜美に戻すと彼女は真紀の視線に気づいたのだろう。

「天川さん。よろしくお願いします」
まるでイヤミも感じない無邪気な笑顔の亜美。
その柔らかな笑顔は、嫉妬や妬みとは無縁の本物の笑顔だった。
真紀に対する尊敬と敬愛の念がはっきりと伝わる。
それは真紀の自尊心を踏みにじる笑顔に他ならない。
嫉妬している自分が負けたような気持ちを、真紀は悟らされてしまったのだ。

「ふん・・・覚えてなさいよ」
真紀は手にしていたエンピツをへし折ると、そのまま部室を後にした。

「えっ・・・あの・・・」
後姿を見せて足早にいなくなる真紀に、戸惑った表情で亜美は立ち尽くすしかなかった。
一部始終を見ていた女子部員が、一斉に口を開いた。
「感じ悪いよね・・・」
「せっかく、亜美ッチが気をきかして声かけたのに」
「天川さんの態度っていつも冷たいものね」
亜美は女子部員たちの陰口を適当に流して、自分も帰り支度をすませて部室を出た。

(追いかけなきゃ・・・ちゃんと天川さんに話をして、もし必要なら謝ろう・・・)


空は飴色に燃えていて、夕日がビルの陰に落ちていた。
夕暮れの町並みはキレイなように見えて、どこか虚ろだ。
それは夜が広がり始めているせいだろう。
一足早くに学校を飛び出した真紀は、恋人の卓也に携帯で電話をかけた。
「あなたに少しやってもらいたいことがあるの。公園で待っていてくれるかしら? 別に悪い話じゃないわ」
一方的に内容を伝えると、電話を切る。
真紀の表情はうっすらと笑みをたたえていた。


亜美は暗い公園を下校していた。
結局、真紀を見つけ損ねてそのまま帰宅することにしたのだ。
それにはこの暗い公園を通らなければならない。
夕日は完全に西の空の向こうだけを照らしていて、空は墨をぶちまけたように黒く塗りつぶされている。
星の見えない都会では、公園にポツポツと背を伸ばしている外灯だけが頼りだ。
亜美は不意に足音を聞いたような気がして、振り向いた。
そのとき、突然、後ろから手が伸び、彼女のセーラー服を乱暴につかんだ。
「きゃあっ!」
亜美は小さな悲鳴を上げた。
紺色のセーラー服の上から、大胆に乳房を揉みまわされて、亜美はパニックに陥る。
この瞬間に何が自分の身に起きているのか分からず、悲鳴をあげることもせずに呆然とされるままになる。
「気持ちいいのかなぁ?」
やけに陽気な声が真後ろから聞こえて、亜美はハッと顔をあげる。
ガラの悪そうな男のいかつい顔を、亜美は丸くなった瞳で見つめ、思い出したように悲鳴を・・・

パチン!

「あぐっ!」
悲鳴が飛び出す前に頬に焼けるような痛みが走って、亜美は声を飲み込んだ。
反対側の頬にも容赦なく男は平手打ちを浴びせると、ニヤリと笑った。
「声、起てるなよ」
低い声ですごまれて、彼女は頷くしかない。
まだ、熱を持っている頬を自分で触って確かめながら、亜美はただ立ち尽くすしかなかった。
無抵抗になった亜美を満足そうに見下ろすと、男は無造作に手を伸ばした。
「やめて・・・」
男の意図に気づいて、亜美が声をあげたときには、男の手が彼女のセーラー服の上着のボタンを無視して、 引っ張るようにして前をはだけさせた。
ブラジャーに包まれた少女の白い肌が月光に照らしだされて、神秘的に輝いた。
「やだ! 誰なの?」
(帰り道で、破かれたセーラー服の状態でどうやって家に帰ろう)
そんな心配を頭の隅でしながら、亜美は暗がりの中でもっとよく男の顔を見ようとすると、男の強い力が彼女を草むらへと引きずり込んだ。
「いやっ!」
「顔がみてえんだろ? 俺もお前の顔が見たいんだよ」
太い男の声を聞いて、亜美は愕然とした。
草むらの奥には、外灯に照らされたやや広いスペースが広がっていた。
無人の公園の中でも、この場所だけはやけに浮いて見える。
まるで、最初からここに自分が連れ込まれる運命だったような錯覚さえ覚えて、亜美は男に引きずられるままになった。

「あら・・・乱暴なのね・・・」
木陰から聞き覚えのあるハスキーな声と共に、声の主が現れる。
亜美は自分の目を疑った。
何しろ、彼女がよく知っている人間がいたからだ。
「天川さん!? 一体どういうことなの?」
広がり始めていた恐怖が、知り合いの出現で驚愕に変わった。
「ふうん・・・おっぱいはそんなに大きくないのね」
「きゃあっ!」
真紀の蔑みを含んだ声に、亜美は自分の格好を思い出して、慌てて両手で前を隠した。
両腕に挟まれて、乳房が圧迫されている姿が余計に男を興奮させる。
「ほうっ・・・」
亜美を押さえつけている男は、身を乗り出して圧迫された乳房を見つめてニヤニヤしている。
明かりの下で、今や男の姿もよく確認できた。
ぼさぼさの髪の毛にピアスを鼻と口にたくわえ、自慢げに薄い唇をつりあげて笑っていた。
よく見ると、虫歯が三本ある。
亜美は後ろの見知らぬ男と真紀を交互に睨んだ。
優しい少女にしては、珍しい表情。
彼女の怒気に満ちた顔に気おされる様子もなく、真紀は不敵に笑った。
「亜美。あなたはどういうわけか、新入りのくせにいきなりレギュラーですってね・・・なかなかいい身分よ」
「いい身分?」
「そう。これからどうしてやろうかしら」
真紀は言いながら、ネコがネズミをいたぶるように、亜美の前を何度も歩きながら言った。
「あの・・・あたしは・・・」
「弁解なんて聞きたくないわ。ワタシが見たいのはあなたの苦しむ顔よ・・・」
「そ、そんな・・・」
無茶苦茶な言いがかりに、亜美は顔を伏せた。
自慢の先輩と一緒にレギュラーの座に選ばれて、誇らしかった気持ちは無残に砕かれていた。
先輩である真紀の強い嫉妬を、直接にぶつけられるのはたまらなく悔しい。

(こ、この人は敵なんだ・・・)

「大声で助けを呼ぶわよ」
気持ちを切り替えて亜美は言ったが、真紀はフッと笑い目配せした。
「卓也、もう我慢しなくていいわ。やっちゃいなさい・・・」
「えっ?」
少女の後ろに立っていた男・・・卓也が動いた。
「いやだ! ううっ!」
亜美の口をいきなり塞いで、卓也は彼女のブラジャーの肩の紐に手をかける。
外灯の明かりが少女の張りのある白い肌の陰影を描き、地面に亜美と卓也がもみ合う姿が映し出されていた。
ブラジャーを奪おうとしている卓也と、必死にもがく亜美を真紀は無表情で見つめる。

(あんたを徹底的に汚してやるわ・・・レギュラーなんてやめておしまい!)

無表情な真紀の心の中は嫉妬に燃え上がっていた。
「んんっ!」
抵抗も虚しく、卓也の手で彼女の白いブラジャーがむしり取られ、胸の張りのある隆起が揺れた。
白い肌は外灯と月光の作りだす輝きに反射していた。
「やだ・・・」
「おおっと・・・大声を上げると人が来て、お前のおっぱいを見ちゃうぜ」
「そうですわよ」
卓也と真紀に詰め寄られ、亜美はその場に力なく佇んだ。
柔らかな亜美の乳房を卓也は嬉しそうにつかまえると、ぐにぐにと揉み始めた。
「あああっ・・・やめてください!」
亜美はかすれた声で訴えたが、二人ともやめる気配はなかった。
「あっ・・・だめ・・・ひっ・・・」
性行為に慣れているのか、卓也は荒々しいながらも指で優しく刺激を送り込んでいく。
オナニーの経験も少しはあった亜美にとって、それは強烈な刺激だった。
「あふぅ・・・いやぁ・・・」
鼻にかかった甘い声が漏れて、亜美はハッとして真紀を見上げた。
「あら。遠慮なさらなくてもいいのよ・・・敏感なのね」
同性の真紀の蔑んだ声は、底冷えするほどに低かった。
「ううっ。もうやめさせてくださいぃ・・・」
卓也の手は相変わらず亜美の乳房を弄び続けている。
「ねぇ・・・卓也。気持ちよくしてやる必要ないわよ。こんな卑しい女!」
言いながら、真紀は亜美の胸に手を伸ばしてきた。
卓也の手を引き剥がすようにして、乳房を奪うと・・・

「痛いぃいっ!」
真紀の手が亜美の小さな乳房をにぎりつぶすように揉んできた。
芯の残る幼い乳房を、真紀はまるで母乳を搾り取るような手つきで強引に引っ張る。
「痛い・・・そんなに強くしないでくださいぃ!」
「女の嫉妬は怖いねぇ」
卓也は乳房を揉みまわしていた手を、亜美のスカートの中に入れて下着伍しに尻を撫で回す。
まるで、とられた玩具を諦めて違うおもちゃに手を伸ばすように。
「ああっ・・・」
「観念したらしいわね。いいわ」
諦めた表情になった亜美から、手を離した真紀は言った。
「じゃあ、レギュラーの資格・・・放棄してくれますこと?」
「えっ?」
真紀の言葉に亜美は顔を上げた。
「そうしてくれれば、手荒な真似はしないですわ」
真紀の鋭い眼差しに亜美は首を振った。
「そ、そんなことできません!」

新入部員として入った初日から、亜美はレギュラーを目指して必死に訓練してきたのだ。
その苦労を脅迫に屈して無駄にはしたくなかった。

「じゃあ、あなたをその気にさせてあげるわ。卓也」

真紀は亜美が断ってくれるのを待っていたかのように、なぜか嬉しそうに言った。
「この薄汚い女に、思い知らせてあげて・・・」
「いいのかい?やっちまって」
「いいわ。その代わり、痛がらせるのよ。苦しませるのよ。泣かせるのよ!」
サディストの顔つきで真紀。
卓也もイヤらしい笑みを浮かべて、頷いた。
「まぁ、その方が面白いからな・・・」
レイプの性癖を持っているのだろう。男は興奮した顔で亜美に手を伸ばした。

亜美は自分の状況がすぐに飲み込めた。
それと同時に、迫って来る卓也から逃れようとはだけた胸を隠しながら駆けだした。
「待てよ」
白い背面を抱きしめ、卓也は一気に少女を草むらへとなぎ倒した。
勢いのついていた上半身がそのまま振り子のように草むらに叩き落されて、衝撃に亜美は口の中を切った。
「ううっ・・・」
亜美は針の筵のような草の中で必死にもがくが、上に乗り掛かっている卓也の腕力の前では全く抵抗できなかった。
上半身をはだけられ、露になった胸の淡い張りを卓也の分厚い手がつかんだ。
そして、さっきとはうって変わって、乱暴に揉む。
「いやぁ! 痛いぃぃぃいいっ!」
卓也の手には少女の青い果実のように硬い胸の隆起があった。
女子校生独特の弾力を握力で無理やりにひしゃげさせる。
「痛い・・・手を離して!」
ぎちぎちと、女性の真紀の握力よりもはるかに大きな力を加えられて、亜美は痛みに涙をこぼして首を振った。
白い肌とチェリーピンクの乳首の可愛さに卓也の股間の勃起は天高く勃ち上がって、ズボンをつきやぶらんばかりであった。
卓也は我慢できなくなって、片手を自分のズボンを盛り上げる陰茎に這わせてしごいた。
手が離れた方の乳房は真っ赤な手形が残っていて、いかに強い力で蹂躙されていたかが分かった。
「やめて!」
「やめてほしいなら、さっさとレギュラーをやめると言えばいいのに」
真紀がさも馬鹿にしたように言う。
同情のまったくない真紀を、亜美は恨めしそうに見上げたがそれも一瞬のことだった。
卓也は亜美の胸の膨らみを絶え間なく揉んでいたが、不意に、その手をスカートの中へと走らせる。
「ああっ!」
亜美は声をうわずらせた。
卓也はスカートの中の健康そうな脚をつけ根まで滑るように堪能しつつ、パンティ伍しにお尻の割れ目を撫でた。
さっきよりも大胆な撫で方だ。
スカートの中の温もりはとても心地よく、卓也はパンティの皺までも指で感じた。
「やだ・・・あ、そこは・・・」
「気持ちいいの?」
亜美の恥丘に男の手が迫る。
その不快な感触に少女は絶叫を上げる。
その姿に真紀は心底嬉しそうに尋ねる。
「卓也の手があなたのマ○コを触っているのかしら?」
真紀の口から卑猥な言葉が漏れ、亜美は耳を塞ぎたくなった。
「うふふふ、卓也・・・この女、壊しちゃっていいわよん」
「そのつもりさ」
「卓也の大きなチ○ポで犯してもらえるんですって。良かったわね」
真紀は言いながら、亜美の顔に息が吹きかかるくらいまで顔を近づけた。
「えっ?」
「うふっ・・・その可愛い顔でライバル面されちゃ、アタシが迷惑なの!」
真紀は言い捨てると、亜美の両手を押さえつけた。
「遠慮しなくていいわよ。どんどん、壊すのよ!」
卓也は女の嫉妬に少しの恐怖を感じながらも、むしろ、亜美を苛める理由ができたことを喜ぶ。
一方の亜美は深い絶望を感じていた。
卓也のスカートへの蹂躪が絶え間なく続くので亜美は神経までも苛まれていた。
卓也は彼女のスカートをまくり上げた。
白い清楚なパンティが溢れ出た。
その薄手の布が夜の明かりの中で一際輝いて見える。
「へぇ・・・つまらないパンティね」
「そうか? これはこれで趣深いぜ。真紀」
「馬鹿ね。あたしが白のパンティなんて履くわけないでしょ。子供じゃあるまいし」
真紀は鼻先で笑い飛ばした。
「やだ・・・見ないで」
亜美は必死にもがいたが、スカートが捲くれたまま、パンティをとっくりと眺められていた。
異性と同性の目が針か何かのようにチクチクと刺さり、亜美は気が動転しそうだった。
「へへへ。うつ伏せになんな」
卓也は言った。
「えっ?」
「うつ伏せだよ。早くしねぇとマンコに棒切れぶっさすぜ」
卓也は言いながら、亜美の股間に近くに転がっていた木の棒を当てて、突きたてた。
「痛い!」
先が折れてささくれ立った木の棒が、パンティーの繊維を突き破りながら膣の付近にチクチクと刺さる。
「ああっ・・・痛い・・・それやめて!」
パンティ伍しとはいえ、全く手つかずの膣に攻撃を受けるのは、ひどい屈辱であり、暴力だった。
「痛い? まあ、いいコぶっちゃって」
真紀はクスクス笑った。
「あなた、部の顧問にエッチでもしてあげてレギュラーになったんでしょ? ならば、処女なんてとっくに失っているはずよね」
「そんな・・・あたし、そんなことしてません!」
「そうかしら? まあ、いいわ。早くうつ伏せになりなさい」
真紀に言われて、亜美は形のよい唇をきつく噛んだまま、うつ伏せになった。
白い背面は土で汚れていたが、外灯をはじき返す眩さがあった。
そして、白いパンティは上向きのお尻を浮き彫りにしており、皺は卑猥なコントラストを描き出していた。
亜美は真っ赤な顔をして、地面にうつ伏せになっていた。
その背後から、卓也は彼女の裸体を見つめていた。
夜の闇とは対照的な真っ白で美しい肌、張りのある健康そうな肢体が浮かび上がっていた。
「芸術はここにありって感じだな」
卓也のおどけた一言に、真紀は眉をつり上げた。
「あたしはどうなの?」
「お前も美人だよ」
「そう。ならいいけど・・・」
真紀は納得のいかぬ表情のまま、亜美を見つめた。
亜美は恨めしげに真紀を睨んでいた。
「ふふふ。あなた、本当に処女?」
「あたしは自分の力でレギュラーになったんです!」
亜美の反論に真紀は眉をさらにつり上げた。
「そう・・・大した自信ね。処女かどうか確かめてあげないとね。
卓也」
「待ってました」
卓也は勇み足で亜美に近づいて来た。
「いやっ!助けて!」
亜美は慌てて立ち上がり、逃げようとした。
胸を完全に剥き出しにした恥ずかしい格好だったが、処女を奪われるくらいなら少し恥ずかしい思いをしても構わない。
亜美は茂みから勢いよく飛び出した。
「あ、待ちなさい!」
卓也と真紀も走り出す。
狭い公園の中は、幸いか不幸か、人の気配もなかった。
すでに西の空を見渡しても夕日の面影はなく、真っ暗だ。
亜美は暗闇に勇気付けられるように必死に公園の出口へ向かって走ったが・・・
しかし、ブランコの前で取り押さえられ、卓也の平手が飛んだ。
「いやっ!」
今までの中で一番の激しい痛みに亜美は驚いたようにヘタリ込んだ。
「今度、逃げたら殺すからな」
そんな脅迫が頭上から降り注ぐと、亜美は頷く。
最後に湧き上がった抵抗の意思も、今はすっかり牙を失っていた。

ブランコにうつ伏せの恰好で押さえつけられ、スカートを引きずり下ろされた。
「ああ。やだ」
パンティ一枚にされて、亜美はもがくが、ブランコが揺れるだけで、危機を脱出できそうにない。
揺れるブランコの上でパンティはスルスルと皮を剥くようにはぎ取られた。
「いやあああ」
「畜生、暗がりでわからねえな」
卓也は漏らし、覗き込むように亜美の裸体をみつめた。
股間に顔を近づける卓也の顔が不意に白いお尻に密着した。
「ああっ!」
卓也の舌が粘っこく少女の膣を嘗める。
「やめて!助けて」
湿った音が亜美の耳にも入った。
ミミズが蠢くような不快な感覚が亜美の股間を突き上げてくる。
卓也は、舌先を槍のように突き出して、少女の柔らかさを堪能していた。
丹念に舌を伸ばし、少女の膣を蹂躪した。
ほのかに乙女の香りが鼻につき、舌は温かい襞の歓迎を受けていた。
しっとりとした狭い坑道を彼の舌は何度も突き、または抜いた。

「美味しいモノをごちそうできて良かったわね」
真紀は脇で無情に言った。
亜美は肩で息をして上半身を伸び上がらせた。
パンティは膝下まで脱がされており、細いが健康そうな張りを持つ脚を卓也の分厚い手が触っていた。

真紀は正直、どきどきしていた。
卓也が亜美に心を奪われたりしないか・・・
その考えを打ち消すように彼女は立ち上がり、亜美の正面へ回り込んだ。
「やめて・・・」
亜美は涙を流し、弱々しい声で訴えた。
「お願い・・・ハアハア・・・ああうっ!」
「いい気味だわ。レギュラーなんて捨てれば、こんな思いをしなくて済むわよ。どうするの?」
復讐は達成できた・・・そう思いながら真紀が尋ねると亜美は首を振った。

「やだ・・・レギュラーになるのが・・・ハアハア・・・夢だったから」

亜美の意外な強情さに真紀の心中は怒りで燃え上がった。
復讐は達成していない・・・もう、やれるところまでヤるしかないのね。
真紀は心を鬼にして、言った。
「そう。人が与えてやった最期のチャンスを捨てるつもりなのね? 馬鹿な女だわ」
真紀は言って、卓也に目配せをした。
「処女かどうか確かめてやればいいんだな?」
卓也はズボンから野太い一物を取り出した。
亜美を追い掛け回して遊んでいる間に、臨戦態勢になっており、先走りの液で先端は濡れていた。
「ああっ!」
亜美は振り向いて絶叫した。
その醜悪な物体は暗闇の中で、より醜悪に見えた。
背後からの攻めということも手伝ってか、一物はピークに達していた。
「よし、準備はいいな」
「やだ! そんなものしまって!」
亜美はもがくが、ブランコが大きく揺れただけだった。
揺れるブランコの上では力は吸収されてしまい、思うように抵抗もできないのだ。
自分からこの場所に逃げてしまったのが悔やまれる。
「いいわ。さっさと入れてあげて」
「ああ」
卓也は少女の背後からぴたりと腰を押しつけた。
膣を見つけると、一物はそこにピタリと当たった。
「きゃあ!」
亜美が甲高い悲鳴を上げたときには遅かった。
ブランコが大きく傾き、膣へと弾丸が突き進んだ。
「あああああっ!」
亜美は大きく身体を伸び上がらせた。
「痛い! 痛い!」
亜美は叫んで、その場にうなだれる。
血がぽたぽたとブランコを伝って土の上に斑点模様を描いた。
「痛い? 処女だったの?」
真紀は嬉しそうな顔で卓也に尋ねた。
「おお。コイツは純度百パーセントの処女だぜ。嬉しいぜ」
卓也は声を上擦らせた。
「いやっ!」
亜美は腰をひねって逃れようとするが、卓也も腰を引きつつ、深く差し込んだ。
いや、突き込んだと言った方がいいだろう。
激痛が駆け抜け、亜美は喘いだ。
ブランコが揺れ、少女の股間に刺さった太い杭のような一物がズンズンと突きかかる。
ブランコの上で亜美の身体はガクガクと揺さぶられ、激しく蹂躪される。
「動かさないで!はあぅ!」
「馬鹿ね。動かさないと、彼は楽しめないのよ」
真紀は言って、亜美の髪を引っ張った。
涙でぐしょ濡れの美貌が激痛に歪んだ。
「いい気味だわ。記念になるわね」
携帯でカメラ機能をオンにすると真紀はニヤリと笑った。

「はい、チーズ♪」

真紀の場違いに明るい声と共にシャッターが切られる。
生々しい凌辱シーンをディスプレイで確認しながら、真紀は笑った。
「よく撮れてるわよ。ほら」
まるで遠足の写真を見せるようにして、亜美の眼前に恥辱の写真をつきつける。
「いやああぁあっ!」

ブランコを軋ませながら、亜美の身体を何度も突き上げ、卓也は快感に声をあげた。
「へへへ、この締め付け・・・最高だなぁ」
「痛い・・・もう許してぇ・・・」
「よし、出るぞ!」
卓也は言って、亜美の身体にぴったりと密着した。
「えっ?」
亜美の脳裏に妊娠という文字が閃く。
「まっ、待ってください・・・」
「だめよ」
慌てて身体を起こそうともがく亜美を、真紀は唐突に押さえつけた。
「さ、卓也。たっぷりと出すのよ」
「ああ」
卓也は満足そうにドクドクと彼女の体内へ欲望を吐き出した。
「ああぅっ!」
亜美の悲痛の声が響いた。
全てが終わった後で、真紀は一枚の紙を差し出した。
「な、なんですか?」
身支度をすませて、早く逃げ帰りたいと思っていた亜美は不快感を露にする。
「退部届よ」
真紀はボールペンを差し出して言った。
「これにサインして退部しなさい。イヤなら、明日も・・・」
「・・・・・・」
亜美は自分の名前を走り書きして、真紀につき返すと走り去った。
「ふふふふ、バカな子・・・」
サインした紙を見下ろして、真紀は薄く笑った。
それは明らかに詐欺と分かる090金融の借金の契約書だった。
「お前って恐い女だな」
卓也はポツリと呟いた。


END