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凌辱小説「夏の思い出 後編」




「そのままこっち向け」
男たちに言われるままの彩香はほぼ直立の姿勢でその身体のラインを見せる。
視線に耐え切れずに顔を伏せていると
「こっち向いて笑えよ」
そんな要求が飛んできてびっくりしたが、男の顔は真剣そのものだった。
彩香はグズりながらも要求した男に顔を向けて不器用に笑って見せた。
痛々しい作り笑いは男たちの獣欲を大いに刺激してしまう。
男の数人はズボンの上から勃起をあやしながらニタニタと見入っている有様に、彩香は涙が止まらなかった。
「ぐすっ……ぅうううっ……服を着させてっ……ぐすっ……」
大粒の涙をこぼしながら要求されるままの笑顔で男の目を楽しませる非現実的な光景……
シンプルで清潔そうな白地の下着。
ワンピースごしでは伝わらない胸の膨らみやヒップのラインに男たちは食い入るような視線を向けていたし、泣きながら作り笑いを浮かべる彩香の表情に興奮してる男もいた。
たった二枚だけの小さな布地の頼りなさに彩香は羞恥心で顔を真っ赤にしていた。
「記念に撮影してやるよ」
スマホを向けた男がシャッターを切ると、彩香の身体がフラッシュを浴びる。
「やめて!」
思わず身体を隠して大きな声をあげたが、スマホのことを思い出した他の男もそれぞれに自分のスマホを取り出して撮影をはじめた。
「隠すな! 笑え!」
男たちの要求されるまま、スマホのカメラレンズの前で彩香はさっきと同じ笑顔を作り、ほっそりと整った下着姿をさらけ出すしかなかった。
時間にして三分程度の出来事だったが下着の撮影会は不意に一人の声で終わった。
「ブラジャーの下はどうなってるんだ?」
男の一人がもう我慢できなくなったのかストリップの舞台になった窓辺にずかずかと踏み込み、あっという間に彩香を後ろから抱き寄せた。
「きゃっ! アぁ」
「へへへ、さっきはおっぱい触り損ねたんだよ」
よく見れば運転していた男で、さっきは手出しできなくて我慢の限界だったのだろう。
熱に満ちた表情で彩香を抱きしめると、ブラジャーの上から乳房を握る。
「助けてください!」
止めてくれるかとリーダー格の男を見たが、ニタニタしているだけで男の蛮行を止める気配はなかった。
車の運転をさせていたこともあったのか放任しているらしい。
運転手の男はそのまま乳房に指を食い込ませぐにぐにと揉みながらもどかしそうにブラを持ち上げた。
「あああ!」
露になった生の乳房に男たちが爛々と顔を輝かせて覗き込んできた。
彩香にとって生きた心地がしなかった。
ただでさえ恥ずかしくて真っ赤になっていた顔が今は青ざめていた。
硬そうな弾力を感じさせる小ぶりながらツンとした蕾をのせた膨らみ、その生肌に後ろから男が指を転がしてくる。
「ひぃぃいいっ!」
ざらざらとした男の指の感触に彩香は悲鳴を飲み込んだ。
しばらく呼吸をするのも忘れ、男の手にぐにぐにと揉まれて形を変える胸に驚いていた彩香だったが、我に返って顔をあげた。
「やめてくださいっ……お願いしますからっ……」
「弟のためにもサービスしろよー」
持ち上げられたブラジャーを肩紐だけまとわせた形で上半身裸になった彩香は身体を折り曲げて抵抗するが、すぐに首根っこを押さえてバンザイのような格好で他の男たちにも胸の膨らみを見せ付けられる。
「アああっ」
譲の目の前で男に弄ばれる屈辱に、彩香は涙をこぼして顔を振り乱した。
柔らかな黒髪が男の頬を叩くたびにシャンプーの香りが鼻について男はますます止まらない。
他の男たちもその様子をただ指を咥えて見ているほど大人しくはない。
「俺にも揉ませろ」
すぐにひったくるように胸の膨らみに別の男が手を伸ばす。
「いっ、痛いっ!」
乳房を握りしめる手の力が強く込められて痛みが走るが、男は気にした素振りもなく大きな手で生の感触を楽しんでいる。
我先にという勢いのせいか、胸を揉む手はあまりに乱暴だった。
「痛いぃっ、やめてクダサイっ! アぁあ……やめテェ!」
「お姉ちゃんっ……」
痛がって髪を振り乱す姉の姿にじっと見つめるだけだった譲は慌てるが、それ以上何もできない。
大柄な男が五人もいて姉を救い出すことなどできるはずがない。
譲の目に飛び込むのは大柄の男五人に手を伸ばされてほっそりとした身体を引っ張られてあらゆる場所をその手がいやらしく這い回る姿。
彩香に群がった男たちは胸だけでなくお尻や股座まで貪るように撫でまわし、パンティのゴムにも手をかけてきた。
「あ……だめっ……やだ……」
ぐいっとゴムが引っ張られる感覚に気づいた彩香が悲鳴のような声で制したが、そのままスルスルと最後の一枚のパンティがずり下げられてしまった。
「へえ、毛がちゃんと生えてるじゃん」
男たちはパンティをずり下げられた股間を覗き込んではしゃいでいる。
「ひっ……いや……」
小六ぐらいから少しずつ存在を増してきた陰毛はまだうっすらとしていて、その下の割れ目の姿も男の目を楽しませてしまっていた。
それがなまじ無毛よりも背徳感のある薄さで、もっと大人の女ばかりと遊んできた彼らには新鮮にすら映る。
「もっとよく見せろよ」
好奇心に駆られた男たちの手で引っ張られて、手近なテーブルに横倒しにされる。
「きゃっ! アぁああ! やめテえぇエっ……」
裸を見られるまでなら我慢できるつもりだったが、その一線が越えられて悲鳴をあげて暴れる彩香。
弟を人質にされてることも忘れて男たちの手を必死に払いのけて逃げようとした。
しかし、細身の女性の力で五人もいる大男を振りほどくなど無理な話で、両手を大の字にしてテーブルに押し付けるのにたった一人の男の力で事足りた。
残りのメンバーは胸を揉んだり、股間に無遠慮な手指を這わせて、彩香の裸体を味わう。
かろうじてひっかかっていた白い下着が誰かの手で引っ張り取られると、彩香の身体には白い靴下が残るばかりになった。
スマホを手にした男は「はい、チーズ!」などと冷やかして彩香の裸体を撮影までし始める始末だ。
「やめてえェェ……撮ったらダメですっ……やだぁ……イヤ……」
「さっきみたいに笑ってごらんよ」
カメラモードのスマホを手にニタニタしている男と、隠そうと身をよじらせる彩香。
彼女を取り押さえる男たちはわざわざ撮影しやすいように大股開きの格好にしてガッチリと固めている。
そんな状況で笑えるはずなどなかった。
譲はポカーンとした表情ながら、姉の一糸まとわぬ姿に釘付けになっていた。
座らされたビニール張りのソファーの上で初めて見る姉の裸体と悲痛な顔に、どうすればいいのか分からないまま、言葉も出せなかった。
青ざめた顔で硬直している彩香を被写体にスマホ男は撮影をある程度できたので満足したのかようやく場所を離れる。
そして入れ替わるように一人が正面に移動してきた。
「しっかり押さえてろ! お前ら!」
リーダー格の男の声が頭上で聞こえ、カチャカチャと金属音が横でしていた。
彩香は四人の手にテーブルの天板へつなぎとめられて暴れるのを観念した。
「はぁはぁはぁはぁはぁっ……」
抵抗したので息があがり、真夏の暑さも手伝って汗でぐっしょりと滲んで黒い前髪が額に貼り付いている。
直にテーブルに乗ったお尻も汗でぬるぬると滑るぐらいだ。
チャックを開く音が気になり、彩香はテーブルに転がったまま顔だけを持ち上げて正面のリーダーのほうを見た。
「きゃっ!」
彼はジーパンと一緒にトランクスも脱ぎ下ろしていて、ピンと上を向いた勃起をさらけ出していた。
「イヤあァァぁぁああ!」
初めて見る男性器の異様な姿にたまらず金切り声で叫ぶ彩香だったが、他の男たちも続けてズボンを次々と脱いで勃起を取り出した。
「ひいイィ!」
五人分の男の陰茎がまるで槍のように突き出て彩香を取り囲む。
「弟のオチンポくらいしょっちゅう見てるだろ?」
譲の性器を見たことぐらいあるが、目の前に次々と露になるモノとは姿はまったく別物だ。
フルフルと顔を振って拒絶している彩香を面白がって、一人が屹立した自分の性器をおっぱいに押し付けると、もう一人も泣きぬれた端正な顔にぶつけて笑い出した。
「やめてェっ……きゃっ、イヤですぅッ……アぁ」
全裸で男たちの勃起を押し付けられてもがいている姉の痛々しい姿に、譲もおちんちんが少しずつ固くなって反応してしまうのを感じていた。
譲にとって初めてのおちんちんの変化だった。
「お姉ちゃん……」
目が離せなくなっていた。
いけないことだと分かっていても、初めてまざまざと見せ付けられる姉の裸体に、譲は初めて勃起してしまい、何度も生唾を飲み込むのだった。
リーダー格の男だけが彩香の股間に目を向けていて、ピンクの割れ目が暴れるたびにパクパクと口を開けているのを狙っていた。
硬くなっている自慢の勃起をいち早くぶちこみたいと思った彼は、仲間たちに目配せする。
「早く出番回してくださいよー」
男たちが軽口をたたきながら、彩香の身体をまた体重をかけてテーブルにしっかり押さえつけた。
「なっ、何を!?」
さっきまで悪ふざけをしている感じだったのがいきなり空気が変わって、彩香は恐怖に顔をこわばらせた。
「やるぜ、本番!」
リーダーである男はそう吼えると、いきり立ったモノを握り、大きく彩香の股座を開かせた。
「え? っ! 見えちゃうっ……閉じさせてクダサイっ……」
大股開きのはしたない格好で、ぱっくりと割れ目が開いて空気に頼りなく晒されているのを感じ取ると、哀願の声を出した。
譲も大胆な姉の大股開きに呆然とした顔だったが、姉の恥部に興味が沸いて目は離せなかった。
「あっ……譲も見たらだめだよっ……アぁ……閉じさせてくださいっ……お願いですから」
「ばーか。これからが本番なんだろうがッ!」
リーダーは余裕もなくなって勃起を彩香の無防備な股間に差し込もうとしてきた。
「ひぃいいい!?」
男女の営みについて学校の保健の授業で習った記憶はあるが、生真面目な彩香は不潔なことだと思って目を逸らしてまともにフリップなども見てこなかった。
だが、セックスがどういう行為かおぼろげには理解していたので、これがそういう行為なのだとすぐに分かった。
「ヤメてくださいっ! それだけはっ、やめテぇえ!」
悲鳴が出た。
暴れて四人の男の腕を振りほどこうといっぱい抵抗した。
「助けて、お父さんっ! お母さぁあァんっ……譲っ!」
目の前にいる弟にさえ助けを求めて声を張り上げた。
しかし、願いは届かず抵抗も男たちを盛り上げる演出でしかなく、リーダーの勃起が入ってきた。
メリメリっ……
「ヒギャあァァうっ!」
目の前が明滅し、痛みにたまらず彩香は叫んでいた。
「うおっ……きっつっ……」
リーダーの男はそうぼやきながらも押し込もうとする動きは止めずに、彩香の肩を両手で抱きしめると、無慈悲に腰を揺すった。
「ああうっ……アぁあ、痛いぃいいっ!」
初めて受け入れる異物に彩香の膣道が大きく広げられて、味わったことのない痛みが突き抜けた。
それは男が押し込もうと揺する動きに合わせてガンガンと断続的に続いていく。
「もうやめてください! やめてェっ、あぅぅ、痛いぃいっ! 痛いですっ!」
どんなに叫んでも無駄で、彩香を押さえつける役をしている男たちも接合部の割れ目が巻き込まれていくのを見てはやし立てていた。
「おーっ、血まみれ!」
「処女マンコなんすか? うわーっ、すげええ」
ロストバージンの瞬間など初めてお目にかかる連中もいたようで、興奮したようにその一部始終を見つめる。
「くっそ狭いよ。はあっ、きっついわっ!」
リーダーは無遠慮にぼやいて、彩香の小さな膣口の狭さに少し苛立ったように腰をぶつけている。
そこに労わりなど少しもないのだから受け入れる彩香の負担は尋常ではない。
「痛いっ、痛いぃいっ……もうこれ以上、痛くてっ……アぁあウっ……無理ぃぃ」
「何が無理だって? ほーら、もう半分入ったぞ」
「半分って……まだっ……アぁああ! 痛いぃい」
「ほんとにキツいな。処女マンコはよ……はあ、きついから力抜けよ! おらっ!」
なかなか思い通りに入らない苛立ちをリーダーはぶつけるように腰を打ち付けて、彩香の身体がテーブルごと揺れた。
「痛ぁあ゛ぁ゛ぁっ……うア゛ぁ」
初めての性行為で男性が少しでも女性の負担を慮ってくれればずっと結果は違うだろうが、これはレイプなのだ。
痛がる彩香の姿に心を痛める相手ならこんなことになっていない。
ズボッっ……ずずっ……
処女の証の血が滑りをよくしたのか、半分を過ぎたらリーダーの勃起はすんなりと根元まで埋まった。
「アぁあ!」
彩香のかわいらしい顔は痛みにしかめられ、全身がエビゾリのような姿勢で硬直していた。
「やっと入ったぜ。狭いマンコはやっぱつれぇわ」
「そんなこと言って気持いいくせに」
「処女とヤルなんて羨ましいぜ、俺が最初にやりたかった」
仲間たちの羨望の目に苦笑しつつも、リーダーは気を取り直して、彩香の腰に抱きつくと……
「えっ!? あの……まだ何か!?」
もう終わったのかと思っていた彩香はリーダーが繋がったまままだ動こうとするのを感じてハッとした。
終わりじゃない!
気づいた瞬間、抵抗する隙もなく腰が揺さぶられた。
根元まで異物を入れられて痛みでじっとしてるのも辛いのに!
「ぎゃっ、アぁあああああああああ! ああっ、いたい! 痛いぃい!」
「大げさだなー。たかがセックスなのによ。気持ちいいだろ」
彩香が感じている苦痛と対照的な快感にリーダーは思わず苦笑する。
痛がる彩香の仕草を本気でオーバーだと感じているのか、ただ自分が気持ちよくなりたいだけなのか、腰を動かすリズムは激しい。
普段、女の子を抱けない田舎暮らしでたまっているものがあった彼は、彩香の狭い膣口を広げながら少しずつではあるが女を抱く楽しみに興奮していった。
「ひぎっ、ふァああああ!」
初めて受け入れたモノがゴリゴリと中で動く痛みに歯を食いしばる彩香。
少しでも負担を逃がそうと腰を引くのだが、リーダーの男はおいすがるように彩香をテーブルに押し付けると、荒々しく腰を揺すってきた。





「あうっ、あっ! ギャあ、痛っ! アぁあ、助けて、譲っ、アぁあああ!」
「お姉ちゃん!?」
目の前で唯一味方の弟にすら助けを求めるほど、彩香は余裕がなかった。
痛くてこのまま死んでしまうのかも知れないとすら思った。
「弟ちゃーん。お姉ちゃんはね、今、大人の女になってるんだ。ほーら」
血まみれの結合部が譲の目には痛々しく映った。
「やめてよ。お姉ちゃん痛がってる!」
譲にとっていつどんなときにでも優しくしてくれる美人で自慢の姉が目茶苦茶にされるのはとても心が締め付けられた。
「はははは、これは大人になるための通過儀式なんだよ」
「譲っ……うぅぅ、うっ、見ないでっ……アっ、あうっ、痛いっ、痛いよぅ……やめてぐださイ゛ぃ!」
容赦なく続く抽送に泣きじゃくる彩香。
この屈辱的な瞬間を弟に見られていることを意識してしまい、彩香はまた拘束されたまま必死に顔を振り乱してもがいた。
譲は「うわぁぁ」と泣き叫びながら男たちの魔の手から姉を助け出せないことを悔やんだ。
「ははははは、弟の前で処女卒業できてよかったな!」
当のリーダーはそんなことを言って冷やかしながら、腰を突き出した。
「あうぅヴぅううう!」
レストランの廃墟の中でテーブルがガタガタと音を立てていてその上で裸体がなすままに揺れている。
「うっ、うっ、ううっ……うっ……」
男の腰の動きに合わせて苦しげなうめき声がもれる。
むき出しの白い乳房に待ちきれない四人の男の手が伸びて、赤くなるまで手形をつけられる。
「ひっ、ぎ……そんな強くしたら痛いですからッ……っああっ!」
リーダーに先を越されてお預けになっている残りの四人はとにかく執拗に胸を揉んだり顔を近づけて嘗め回したりしている。
「中学生のおっぱいたまんねえな」
寝かされて行為でゆさゆさと揺れる乳房はあぶれた男の格好の餌食だ。
「クラスメイトの好きな男とかに揉ませたりしたことないのか?」
「あるわけないだろ。真面目そうな女だしっ……はぁはぁ、こんなの初めてだろ」
男たちはかわりばんこに乳首の先端のピンクの蕾に舌を這わせて興奮している。
「痛いっ、痛いですから……あうぅ、もう許してくださいっ! あっ! あ! アぁあ!」
彩香の身体が激しく揺さぶられ、接合部がクチクチと血を飛び散らせてこすりあげられる。
繋がったままリーダーはだらしなく笑い、腰を動かすリズムをあげてきた。
「やっとマシになってきたぜ。はぁはぁ、お前みたいなかわいい子の初めてもらえて嬉しいぜ」
耳元でそんなことまで言い放ち、彩香は屈辱にさらに涙をこぼした。
「うっ、うっ……うぅぅぅう……どうしてっ……どうしてこんなっ……」
泣きぬれた彩香の顔を見つめながら、リーダーは黙々と腰を動かして快楽を貪っている。
キツいと散々に罵っていた接合部は血が潤滑油になっていたし、少しずつ男の陰茎の形に馴染みつつあった。
「ぐっ、あっ、ああっ、うぁっ、痛いですっ、あっ、イタタた……ギャあう」
抵抗する体力すら失って、ただ獣じみた声をあげて動かされるままに痛苦にあえぐ彩香。
乳房はもはや揉まれ放題。
射精寸前の男は仲間たちに押さえつけられた彩香の裸体を見下ろして征服欲に酔いしれている。
だからもう射精するまで止まらなかった。
「ぐぁ、あっ、アぁあ! 助けてお父さァぁん! アぎィィィィ!」
ズンズンと……
早くなるリズムに続いて「うっ」と男は呻いて中で射精していた。
「ひぎっ……」
違う痛みが股間の中で差し込んだので彩香は小さく呻いた。
精液を撒き散らしながら、かつてない快感に喘いだ男はそのまま彩香に覆いかぶさって余韻を楽しむ。
まだ押し込んだままの陰茎は小さくなっていくがそれでも構わずにしばらくじっと精液が放出されつくすまで待っていると……
「早く譲ってくれよ!」
焦れた二番手の男に急かされて、リーダーはニヤニヤ笑いながらやっと彩香の身体から離れた。

彩香はといえば、荒々しい凌辱がやっと収まったのでとにかく安堵の気持ちを感じていた。
荒くなった呼吸を整えて、やっと帰れると思いながら股間の真ん中に杭でも入れられたような痛みが落ち着くまでじっと耐えていた。
だが、上で空気が動く気配に彩香はけだるげに顔を起こした。

痛々しくまくれ上がったさっきまで処女だった膣口は、プッという音をたてて精液を一筋流していた。
血まみれの坑道を見た二番手のリーゼントの男は完全に勃起した陰茎を握りしめると……
「ひぃぃいっ! どっ、どうして……この人まで!?」
一人終われば解放してもらえると信じて疑わなかった彩香は、もう耐え切れないとばかりにテーブルに片足をついて痛む股座も気にせずに立ち上がろうとした。
「帰らせてくださいっ!」
「ばーか。逃がすかよっ!」
二番手は待ちぼうけの恨み、苛立ちを感じさせる力強さで彩香の肩を握るとまたテーブルに押し倒した。
そのまま覆いかぶさると、覚悟する猶予も彩香に与えずに陰茎を傷口に押し込んだ。
「ヒギャあァァぁあ゛あ゛ぁ゛ぁぁ!」
そのリーゼントの男は彩香を最初にレイプした男より大きい陰茎だった。
処女を失ったときの痛みも散々だったが、この陰茎はそのつけられた道筋をなぞるというより壊すような錯覚すら彩香に与えた。
「あ゛ぅっ、太いっ……あ゛ぁあっ、痛いですからっ、アぁ、許してくだっ、いィィぃい゛!」
言葉も満足につむげないまま彩香は大きく半身をのけぞらせて苦痛を表現した。
リーゼントは最初から容赦なかった。
「キツいマンコしてるお前が悪いんだぜ! オラァ! 弟ちゃんもよーく見とけ! これが女の抱き方だぜッ!」
彩香の腰を抱き寄せると譲の前で見せ付けるようにして男は腰を激しく揺すっていく。
「お姉ちゃんっ……」
譲は放心した顔でその様子を見つめていた。
「あっ、アぁあっ、イダぁいっ……お、おおぉオ、弟の前でっ、アぁ、こんなことしないでっ! ギャあ!」
痛みに吼える彩香の姿でますます興奮してしまうリーゼントは譲に向き直り、「しっかり見とけ」と念を押すと、乱暴に動く。
テーブルの足まで勢いに負けてずりずりと床をこすってずれていくぐらいだ。
「おいおい、そんなに乱暴にすんなよ」
「壊したらもったいない」
ガヤりたてる男たちはそう言うが、本気で止めようとする者はいなかった。
「このぐらいで壊れるわけねーだろ? ガキの頭が入るようにできてるんだからよ……オラぁ!」
仲間たちに誇示するようにリーゼントはひときわ深く腰を打ちつけた。
「ひぎいっ……ぁぁ……あっ」
重たい痛みが頭のてっぺんまで抜けて、彩香は目を大きく見開いた。
気絶でもできれば楽になれただろうが、何度も揺すられる痛みは遠のく意識まで現実に引き戻してしまう。
そんな乱暴な抽送に合わせて彩香の控えめながらも成長しているふっくらとした胸の膨らみがゆさゆさ揺れて男たちの手に抱かれる。
「あうっ……もう許してくださいィっ! お願いしますからッ! アッ、アぁあ」
どんなに哀願しても聞き流されて彩香は突き上げられるまま。
「うっ、あっ、あうっ……うううううううううううううう」
「俺とのセックスがそんなにイヤなのかぁ? 答えろよ!」
「イヤですっ、あうっ、痛くてっ……あああっ、助けておじいちゃァぁん! あっ、アアアぁあ!」
返事を急かすようにガシガシと揺すられて彩香はたまったものではないが……
「俺とのセックスは嬉しいだろ? 気持ちいいだろ?」
まるで返事は決まっているといわんばかりに彩香に迫るリーゼント。
「うぎっ、痛いっ……嬉しいッ……嬉しいです!」
「気持ちいいか?」
「気持ちっ、いい゛ぃぃっ……アぁあ、気持ちいいですから、もうやめテェっ……」
男の要求する答えを叫びながら顔を痛苦に歪めるばかりの彩香。
リーゼントはまだ物足りないのか彩香をまるで恋人のようにしっかりと抱きしめながら
「気持ちいいんだろ? ほら、もっと嬉しそうに喘げよ」
「そんなっ! うぎっ、あ……無理ぃぃっ、無理ですッ……痛いだけですから……」
「ちっ! これだからガキは社会勉強が足りないぜ。痛くても気持ちいいって喜ぶのが女の務めなんだよ」
乱暴に言い放ち、ラストスパートとばかりに彩香を揺さぶるとリーゼントは「ふんっ」と唸って射精する。
「ひぎっ……アアぁぁあ……」
中でドクドクと精液の熱さが広がると彩香は目を見開いて悲しげに喘いだ。
「お姉ちゃん……」
目の前で犯される姉の悲惨な姿をずっと見せ付けられていた譲は感覚がマヒしていた。
今、姉がされている仕打ちは何の意味があるのだろうかと……

「やっと俺の番だぜ。ちっ……こんなに汚しやがってよ」
運転手をしていたスキンヘッドに全身刺青といういでたちの男は、彩香を三番目に犯す権利を勝ち取ったらしく、ぎらぎらした目つきで近づいてきた。
二人にレイプされてすっかり虚ろな目で放心している彩香は他人事のように三人目が寄り添うのをぼんやり見つめていた。
「許してください……お願いですから……」
力なくそれだけ訴えたが、三番手の彼は弱りきった彩香の姿に興奮を隠せない。
「たまんねー。お前みたいないかにも清純って女の子と一度ヤりたかったんだよ」
と、飛びついて勃起を差し込んできた。
「うぐぅぅうっ……痛ぁっ!」
三度目の凌辱に彩香は諦めた様子でさっきのように暴れることもない。
入れられる痛みは最初と少しも変わらないので彩香にとって何の救いもないのだ。
「はぁはぁっ……あうううっ! 許して……もう無理ぃ……ぎゃッ」
「無理でも入れるんだよ」
傷ついた膣口に容赦なく根元までくわえ込まされる陰茎……そして繰り返される挿抜。
弟の譲は途中から姉が犯されている姿を見せられているにも関わらず、大きくなってしまった陰茎をもてあまし、手でしごいていた。
こうすると気持ちいいのだ。
射精こそしなかったが、今まで感じたことのない快感に戸惑ってしまう。
「おい、見ろよ。ガキがお姉ちゃんのセックスでセンズリしてやがるぜ」
「え?」
めざとく譲の自慰行為に気づいた一人が笑うと他の男も沸き立った。
「譲っ……な、なにしてるの……うっ……ひどいよっ……」
「ご、ごめん……お姉ちゃん……」
悪いことをしているという感覚はあったが、大きくなった陰茎をどうすればいいのか分からず、手が止まらない。
「こりゃあいいや。お姉ちゃんはしっかりオカズになってあげなよ」
三人目は弟に見せ付けるように彩香を抱き寄せて腰を揺すり始めた。
「ひぃぃいっ、そんなのイヤですっ……あっ、アぁあ、弟の前でもうしないでください!」
「姉弟そろってヘンタイだなー。ひゃっははははは」
「あうっ……あああ、痛、もう許してぇ……」
大人と子どもの中間の量感をもつ彩香の裸体が譲の見ている前でゆさゆさ揺れ、その乳房を取り巻きの男が揉み回す。
優しくて大好きな姉の裸体に初めて抱く女の姿の魅力……
「っ……おねえちゃん……ごめん。はぁはぁ……」
罪悪感を感じながらも譲はいつまでも射精に至らない陰茎をあやしながら姉の裸体を見つめ続けるのだった。
彩香を犯す男は弟の自慰する姿を横目に気分が高揚して、さらに激しく犯し始める。
「いやっ、アぁあ! いやぁああ!」

廃墟になっているファミレスの大きな窓ガラスから差し込んでいる日差しは黄金色になっていた。
夕方の空に少しずつ染まっていく窓際のテーブルの上で彩香は裸体をだらしなく晒している。
五人の男はそれぞれ三回は彩香を抱いてタバコをくゆらせていた。
弟の譲は自慰に疲れたのかぼんやりとした顔で座ったままじっとしている。
「そろそろ駅に送ってやるか……」
お開きの空気だと感じたリーダーがタバコを床に押し付けながらそう言うと、まだ未練の残っている一人が「あと一回ヤりたい」と回復した勃起を出して立ち上がった。
仲間たちは「若いっていいねぇ」などと冷やかしたが、気にした素振りもない。
茫然自失という感じで微動だにしなかった彩香に執念深い男は抱きつくと、勃起をつきたてた。
「ぁ……う……」
彩香にしてみれば何度目の挿入なのかも分からないが、もう股間が麻痺していて自暴自棄になっていた。
じっとしていれば終わるだろうと身体を投げ出したままされるままにしていた。
「うっ……う……ううっ!」
揺すられるまま、痛苦に顔をかすかにしかめつつも大の字のままされるがままの人形のような彩香。
散々に泣きじゃくったからか涙はもう流れない。
「ちっ。つまんねえな……」
冷めた彩香の反応に男は少し不満だったからか、一度は入れた勃起を抜いた。
「こっちの穴は初めてだろ? 俺、こっちもイケる口なんだぜ……」
自分の残酷な思いつきにニヤニヤしながらその男は勃起の先端で薄褐色のすぼまりに狙いを変えた。

違和感はあったが彩香はそれが何をもたらすか分からないのでじっとしていた。
次の瞬間、お尻の穴がびきびきと痛み、火花が頭の中で散った。
「あぎぃぃいいい!」
「アナル処女いただきぃぃっ!」
「ひぎっ、イヤあ゛ぁあああァァァ」
「おっ……この反応っ……嬉しいね! オラぁっ、もっと奥まで入れるぞー」
苦痛に絶叫して暴れだす彩香を抱きかかえるようにして男は嬉しそうに肛門に勃起を押し込んでいく。
仲間たちは興味が沸いたのか、またテーブルの周りを囲んではやし立てている。
「ひぃい、誰か助けてくださぁいっ……お尻なんてっ……こんなことできるはずないのにっ……」
思わず自分をこんな目に合わせた男たちなのに助けを求めてしまう彩香。
だが、男たちはむしろ盛り上がるだけで助けを求める声は場を盛り上げるスパイスにしかならない。
「アナルファックかよ。お前すげえな」
せっかく男たちが解散ムードになって収まっていたはずの熱がまた再燃しているのを彩香は感じ取って青ざめた。
「いや……いやぁ……お尻なんておかしいですからっ……もう許してェ……」
お尻の穴が性欲を受け止める対象になるなんて彩香は夢にも思わなかった。
保健の授業でセックスのことは習った。だが、アナルセックスなど……
そのあまりに非常識な行為をやってのけられ、男は膣口では得られない快楽に喘ぎながら、直腸をくつろげようと動いた。
「アアぁっ、あっ! うァぁあ!」
「緩んでたマンコより締め付けてきやがるぜ。ははは、締めに最高だなぁ」
肛門を犯す男はそう吼えるとお尻を抱え込んで何度も揺する。
彩香はこれが最後なのだと信じて必死にこらえた。
「うっ、うっ、うっ、うう……うギぃっ……ううう~ウウゥぅう!」
その甲斐あって直腸の強い締め付けに踏ん張りがきかずにすぐにその男は射精した。
「くっ……イヤぁぁああ」
男の精液がお尻の中を満たす感覚はとにかく最悪だった。
彩香は息を荒げながら横向きに寝転んで目を細めた。
「やっと……終わった……」
「はあ? 何言ってるんだ?」
「え?」
男の声に彩香は顔をあげると、リーダー格の男がまたズボンを下ろしてはちきれんばかりの勃起を握っていた。
「どうして?」
「解散にしようと思ったけどさ……気が変わった。お前のケツの穴もせっかくだから堪能するわ」
「え……そんなっ……」
レストランに夕方の日差しを投げかけていた窓はいつの間にか薄暗くなっていた。
電気の通わないレストランの中で誰かがキャンプ用のランタンを灯していて、彩香のテーブルを明るく照らす。
「飽きたら帰らせてやるよ。もう少し遊ぼうぜ」
「ひぃぃいい……イヤああぁぁああ」
田舎の廃墟レストランに少女の悲鳴がこだました。


終わり