本作では剣闘士になる三人のヒロインそれぞれに独自の物語が用意されていて鍛錬と試合を繰り返していきながら彼女たちの物語を追体験する形になっています。
地方を巡業しているサーカスがあった。
そのサーカスの看板娘であるアンはまだあどけなさの残る少女だが、そのかわいらしい容姿と芸の美しさで多くの観客を魅了していた。
そんな彼女のサーカス団は、団長である父親が突然病気で倒れたことから状況が変わる。
父親のエリオット団長の病気を治す薬はとても高価で、アンたちのサーカスの興行収入ではとても賄いきれなかったのだ。
そんなある日、病院で見舞いをしていたアンに兄弟子のジャックが商人を引き合わせる。
恰幅のいい老人ゴリアスは薬の代金と引き換えにアンの身体を要求し、父親の命を助けるために彼女は悲壮な決意をする。
その夜のうちに父親の眠る病室でゴリアスに処女を奪われ、一晩中犯された彼女はゴリアスが奴隷商人であることを知らされる。
彼に買われたということはアンは剣闘奴隷として生きることを意味していた。
だまし討ちのような形でだが、アンは父親の薬代を稼ぐために剣闘士として生きることにしたのだった。
ガルド山賊団は帝都にまで悪名を轟かせている賞金首だった。
事態を重く見た帝国は討伐隊を派遣し、新米の女兵士シーリスも討伐隊に抜擢された。
初めての任務に気を引き締めるシーリスだったが、ガルドは討伐隊の襲撃を予測していて、軍隊は山賊団に大敗してしまう。
蹴散らされる仲間の兵士……紅一点のシーリスはそのまま山賊団に捕縛され、地面に杭とロープで固定されてしまう。
磔にされたシーリスは持ち前の男勝りの性格で果敢に抵抗するが、処女を頭目のガルドが蹂躙し、さらに山賊たちに輪姦される。
山賊団を満足させるまでに何度、無垢な身体を精液で汚されただろうか。
結局、山賊に飽きられたシーリスは剣闘奴隷として売られていて、ガルドもまた剣闘士に志願していることを牢で知らされる。
男たちに凌辱される悪夢を繰り返し見てトラウマに苦しむシーリスは、ガルドを倒して強い自分を取り戻そうと決意するのだった。
帝国の英雄ブルード=アッシュ将軍の一人娘であるリーナは女だてらに剣術をたしなむ勇敢な娘だった。
そのお転婆ぶりに父は呆れるが、リーナは涼しい顔で将軍の娘として当然のたしなみだと答えるのが日課だった。
そんな彼女に舞い込んだのは縁談話だった。
相手は皇族で悪名高く女を次々と手ごめにしていることで有名な女たらしの放蕩ぶりで知られるアザールである。
リーナの屋敷にアザールは馬車で乗り付けて求婚、いや婚前交渉をしたいとばかりにその身体を求めてきた。
反射的にアザールを殴りつけて抵抗してしまったリーナ……激昂したアザールは皇帝名代としての権力でリーナの家名を剥奪すると宣言し、 平民に落としたリーナをベッドに押し倒した。
アザールの護衛の兵士に押さえつけられてリーナは憎きアザールに処女を奪われ、さらに護衛の兵士にまで輪姦される。
蹂躙の限りを尽くされたリーナはそのまま剣闘奴隷として牢に送られ、そこで目を覚ます。
貴族から一転、剣闘奴隷にされたリーナはアザールへの報復と家名を取り戻すために立ち上がるのだった。