<シャノン>
「なっ! なんなの! ちょっ…おっ、下ろしなさい! このぉ!」
気絶から覚めたシャノンの身体は腰より上ぐらいの高さまで軽々と持ち上げられていた。
ちょうど、後ろから抱き上げられるような形で、シャノンのすぐ頭の後ろにはミノタウロスの牛面が迫っていた。
<ミノタウロス>
「ふぅーっ、ふぅー、勇者をヤるというのも一興だっ…」
熱い吐息を吹きかけながら、ミノタウロス。
いきなり無造作に手を伸ばすとスカートがまくれて丸見えになっていた下着を下ろし始めた。
<シャノン>
「やだっ! 何を考えてるのっ! ひっ…待ちなさいよっ…ちょっ…」
<オークA>
「おおー!」
周りでミノタウロスの部下のオークたちが歓声を上げる中で、シャノンの股間が暴かれる。
ミノタウロスの太い腕の中で暴れるたびに、薄ピンクの亀裂がパックリと割れて形を淫らに変える。
<シャノン>
「ひっ!? 何を…」
胸当てに守られていない服の生地が裂かれると、乳房もむき出しにされて、観賞しているオークたちが喝采する。
そんな魔物たちの好奇の目に晒されて、シャノンは恥辱に震えながらミノタウロスの腕力には勝てず耐えるしかない。
<ミノタウロス>
「ほう。これが勇者のマンコか。くくく、なかなかキレイな形をしているなっ…ふふふ」
<シャノン>
「ふざけないで…早く下着を返しなさいっ……」
<ミノタウロス>
「ふざけてなどおらんよ…勇者のこのマンコを徹底的に壊してやる…」
<シャノン>
「っ…」
物騒なことをいいながらミノタウロスは顔を近づけて、その慎ましいシャノンの膣口を覗き込んでくる。
<ミノタウロス>
「ふふふふ、見るからに嬲り甲斐のある小さいマンコだな。興奮してきたわっ…」
<シャノン>
「えっ…えええええ!? やっ、やだっ…なっ、なにこれっ……」
巨大な重量感のミノタウロスの身体に見合うだけの巨大な陰茎が、いつの間にかムクムクと大きくなっていた。
それはシャノンの腕ぐらいの太さはゆうにある大きな陰茎。
<オークA>
「あはははは、今日は一段とデカいですねー。勇者様もこれじゃ大変だぜぇ」
<オークB>
「処女だったら最悪だろうなぁ。壊れちゃうぞーっ!」
下品な魔物たちもはやし立てるが、そんな声をシャノンは聞いてなかった。
<シャノン>
「こっ、こんな大きなモノっ…どうするつもりよ! まさかっ、入れようなんて考えてないでしょうね!?」
<ミノタウロス>
「くくく、その”まさか”に決まっているではないか」
魔物の首領の答えは非情だった。
<シャノン>
「うっ、う……嘘っ、嘘っ…無理っ……絶対に無理っ……無理だからっ…」
<ミノタウロス>
「そういう態度をされるとますます入れたくなるぞ。くくく、壊れないことを祈るのだな…」
そう言いながらミノタウロスは震えだしたシャノンの膣口に巨大な陰茎を導き始める。
<シャノン>
「イヤ! やめなさいっ! やめなさいってば! イヤぁ、イヤぁあ!」
生命の危機すら感じて、シャノンは必死にミノタウロスの腕の中で暴れ始めた。
勇者として訓練された身体、しなやかなそのバネも、ミノタウロスの人間離れした怪力に固定されていては意味はなさない。
彼女の暴れる身体は実際のところ少しも動いていないので、ミノタウロスは少し手間取りながらも陰茎の先端を彼女の入り口に押し付けた。
コツン……
<シャノン>
「ひっ!」
まるで丸太を思わせる固い先端が入り口の割れ目に埋まる。
最初にシャノンの股間に走ったのはピリピリとした痛み…
<シャノン>
「痛、あぁっ…待ってよっ……あんたっ、本気なの!? 待って!」
ミノタウロスは何も言わず、ただ荒い鼻息を繰り返しながらシャノンをつかむ腕をゆっくりと落としていく。
<オークC>
「ぉぉおー、入っていくぞっ…」
極太の勃起が割れ目の形をひしゃげさせながら先端が飲み込まれていく。
<シャノン>
「ヒぎゃぁァアアぁぁあああ!!」
勇者シャノンの悲壮な絶叫が、森に響き渡る。
どんな戦いでも味わったことのない身体を貫かれる痛みが、裂かれる痛みが…処女を散らされた悲しみの痛みが、シャノンを包み込む。
<ミノタウロス>
「ぬぅっ!」
野太い勃起が勇者の膣肉に圧迫され、そのあまりの快感に声を漏らすミノタウロス。
快楽に興奮したようにより一層、鼻息を荒くした魔物は、そのままシャノンの身体の体重に任せながら陰茎で貫いていく。
<シャノン>
「アァァぁあああっ! ぎャぁァアぁぁッ! 痛いっ、痛ぁいィイイイぃ!」
初めて貫かれた膣口が血まみれになりながらも、憎き牛面の魔物の陰茎をただ飲み込んでいく。
あれほど大きかった陰茎の半分近くが埋まり、許容量目一杯まで広げられた膣口…
<シャノン>
「ぁぁあぐっ、ぅ、痛ぅぅうっ、ぐっ、ぐぁぁっ…はぁはぁ、痛いぃいっ…」
とんでもない激痛に、シャノンは二度、三度ほど痙攣しながら痛みをこらえる。
<ミノタウロス>
「さすがは勇者だな。くくく、いい締め付けだっ…気持ちいいぞぉ」
<エイダ>
「っ……お前たちの顔は覚えたぞ。軍法会議にかけてやる! 早く離すんだっ!」
部下からされた非道にエイダは怒りの形相で、居並ぶ男たちを見回した。
騎士団を束ねる女騎士の怒りの視線に怯える兵士もいたが、ほとんどはニヤニヤと笑ったままだ。
<ルーサー>
「この状況が分からないとは…エイダ隊長もよほどの楽天家と見えるな…うくくくくっ…」
<エイダ>
「うっ…何をするつもりだ…」
たった今、エイダの腰から奪い取った剣をルーサーは手で確かめるように握りながら、その鋭く磨き上げられた刃先を突きつけた。
騎士として手入れを怠ったことなど一度もないエイダを守ってきた剣が、その刃を彼女に向けていて、陽光を弾いて輝いていた。
<ルーサー>
「切れ味を確かめたいだけだ…ふふふふ」
<エイダ>
「くっ…!!」
振り下ろされた剣の風圧で前髪が少し揺れるが、エイダは悲鳴もあげずにルーサーを睨んだままだ。
<ルーサー>
「ほぉ。顔色ひとつ変えないとは、さすがはイストリアの宝剣といわれるだけある…くくくくく」
ルーサーは手の中で剣を握りながら笑った。
軍服の下に着けているのは薄手のアンダーシャツのみだったので、エイダの胸のラインが強調されて見えた。
戦地に長くとどまって女に縁がない男たちは、目を血走らせて見つめていた。
その視線の一つ一つをエイダは吐き気がするぐらいに感じながらも、騎士団長として毅然と睨みつける。
<エイダ>
「後戻りはできんぞ…これは立派な反逆行為だ! 分かっているのか? お前たち!」
<ルーサー>
「さあて、おっぱいはどんな感じなのかな? くくくく…」
エイダの沐浴する姿を思い出して、ルーサーは忙しく剣を動かした。
<エイダ>
「痛…やめろ…ぅ、くっ……くっ!」
アンダーシャツをぼろぼろに切る剣先が当たると、チクチクとした痛みがエイダの胸に走る。
肌に刃先がめり込み、うっすらと皮膚を傷つけていた。
<ルーサー>
「じっとしていないと大事な場所を切り落とすぞ!」
容赦なく剣を振り回すルーサー。
<エイダ>
「ああああ! やめろっ…副官っ、いい加減にするんだ! ぐっ! 痛っ!」
エイダのタイツにも引き裂き傷が生まれ、白い肌が露出する。
<兵士たち>
「おぉぉお!」
女の肌を見ただけで、兵士たちは目を輝かせていた。
<エイダ>
「恥を知れ! そっ、それでも武人の端くれか! やめるんだ!」
押さえつけられた身体をバタバタ暴れさせ、エイダは怒鳴りつける。
<兵士D>
「じっとしてなよ。隊長さぁん!」
彼女を押さえつける役割の大男が、どさくさに紛れて、押さえつけるフリをしながら乳房を握り締める。
そのままぎゅっと力をこめて、憧れの隊長の乳房の弾力を味わい始める。
<エイダ>
「わっ、バカ、やめろ! あぁ! 痛いっ、そんなに強く握り締めるなっ! 痛いだろうがっ!」
兵士の手の中でぐにぐにと形を変える乳房に、他の男たちも慌てて手を伸ばしてきた。
<兵士C>
「抜け駆けはいけませんよ!」
<兵士A>
「そうですよ! このおっぱい、前から触って見たかったんですよー!」
先を争うように兵士たちが次々と手で乳房をフルーツでももぐように握ってくる。
<エイダ>
「くっ…お前たちいつも私をそんな目で見ていたというのか! うっ、うぅう!」
兵士たちの欲望を見せ付けられて、気丈な女騎士の目にもさすがに涙が浮かんだ。
<兵士B>
「え、エイダ様が泣いてるっ…」
しかし、女の涙はここにいる兵士たちをますます興奮させるだけだ。
<兵士C>
「そんなにおっぱいが気持ちいいのかよ! ははは」
わざと歪んだ解釈までされて、何人かがかわるがわるに乳房を揉んでいる。
<ルーサー>
「おっぱいもいいけどよ…こっちはどうなんだ?」
ルーサーは目線をエイダの下半身を覆うタイツに向ける。
ブーツを脱がせ、脚をピッタリと覆っているタイツに手をかけると一気に引きすり下げるルーサー。
<エイダ>
「あっ、何を…元に戻すんだ、副官! ああ、見るな、みんな見るなぁ!」
<ルーサー>
「ほほう…いい格好ですよ。隊長っ…」
部下に両手だけでなく両足まで押さえつけられ、視線を覆い隠すこともできずにエイダは唖然としていた。
そんな彼女の身体を男たちは一様に興奮した顔で見下ろしていた。
薄い下穿き一枚の下半身を見つめながら、ルーサーは意地悪く問いかける。
<ルーサー>
「隊長…この下には何を隠しているんです?」
ルーサーは足でトントンと下穿きの股間を突っつきながら悠然と笑う。
<エイダ>
「このっ! 私を愚弄するつもりか! ルーサー副官っ…お前がここまで汚い男だったとは、見損なったぞ!」
<シャノン>
「ひぐぅうっ、なんでっ、こんなコトっ、うぎっ、奥に入ってきちゃうっ、いたたたっ、痛いぃっ!」
ウロコの折り重なった身体はヌルヌルとしていてスムーズに入るものの、そもそもヘビの体長が大きすぎた。
膣の許容量目一杯にヘビの身体が満たされて、動くたびに膣襞が引き剥がされるような痛みが走った。
<メイリン>
「うぎっ、イヤぁァァあ、誰か助けてぇぇっ…ヘビ抜いてっ、イヤぁあ!」
ヘビ嫌いを公言していたメイリンは処女喪失の痛みに勝って、恐怖心と嫌悪感で気が狂いそうだった。
しかし、彼女を助けられる者はいない。
騎士団は全滅し、その騎士隊を束ねる騎士団長もすぐ隣で犯されているのだから。
<エイダ>
「ぐぁあああっ、やめろぉぉっ、ぐっ、奥に入るなぁっ、うぁぁあ!」
エイダも今までの戦いで怪我や痛みには慣れていたが、身体の中から傷つけられる痛みは初めてだった。
耐え切れずに情けない声をあげてしまう自分が悲しかった。
<エイダ>
「グァアぁあ゛あぁぁ! 痛いぃいっ…」
自分の腕ぐらいの直径をもつヘビの頭が力任せに膣内を切り開いてくる。
<アナコンダ>
「シャァァァァァァア!」
不意に、親アナコンダが甲高い鳴き声をあげる。
<メイリン>
「痛っ、いっ、今の鳴き声って、なんの合図…なの?」
メイリンの不安に二人も返事をできずにツバを飲み込む。嫌な予感しかしなかった。
次の瞬間…
<3人>
「ひゃぁぁ!」
直後に瞳の裏まで激しく閃光が3人を襲ってきた。
<シャノン>
「ぁああっ、いっ…今っ、何っ…されたのっ…」
雷光のショックで全身がチリチリと痛み、目が眩む…
<エイダ>
「くっ…そうかっ…アナコンダは帯電して敵を襲う習性がある…これも…狩りの練習の一環…」
<メイリン>
「そっ、そんな! それじゃ、本当にこれは狩りの練習で…私たちは…練習台なの…」
<アナコンダ>
「シャァァァァァァア!」
<シャノン>
「イヤぁぁっ、こっ、この合図ってまさかっ…また!?」
甲高いヘビの鳴き声に、3人の顔が青ざめる。
<3人>
「うう゛あああぁぁあァァァァぁァ!」
さっきよりも勢いのある電流が身体を貫いてくる。
子ヘビは膣奥で激しく電気を身体にまとわせて、シャノンたちを苦しめる。
<メイリン>
「はぁ、はぁ、はぁッ、はぁ、もうイヤぁあっ…はぁハァ…」
電光が走った痛みと恐怖で、怯える3人…
<アナコンダ>
「しゅるるる…しゅー」
少女たちの周りをぐるぐると周回しながら、親玉のアナコンダは不気味に鳴く。
<シャノン>
「あっち行ってよぉお! もういいでしょ! あっち行けぇ!」
<アナコンダ>
「シャァァァァアアアアアア!」
<エイダ>
「うあッ、まっ、また来るぞっ…みんな、歯を食いしばれっ…」
<ジナ>
「ぐっ、ぁ! こっ、この程度っ! はぁ、はぁ、このぐらいならっ、はぁはぁ、まだ…」
<ミノタウロス>
「安心しろ。ウォーミングアップだ。もっと激しくしてやるぞ?」
<ジナ>
「は? なんだと?」
<ミノタウロス>
「オーク、この女物足りないらしいぞ。簡単には壊れん。思い切りやれ」
<オークA>
「はい! ふひひひひ、やっぱ加減しながらだとイマイチだったからなぁ」
ジナの頭上で交わされる悪魔の会話に耳を疑うが、次の瞬間には思い知らされる。
<ジナ>
「うぁぁアぁ! 待てっ、そんなっ、加減してただと!? うぁあぁ!」
怪力に任せて前後にジナの身体が激しく揺れて、腹一杯にギチギチとめり込む勃起。
<オークA>
「おおー、エルフの女はここまで入れたら死んだけど、まだ大丈夫だぜ」
ジナの耳元でオークが笑うと、さらに尻穴を掘削し始めた。
<ジナ>
「ああ! ぐぁっ、やめろ! わ、悪かった! だから、手加減してくれっ! ぐぁ! 死ぬっ、死んじゃうっ! ぁあ!」
<ミノタウロス>
「安心しろ。殺しはしないと最初に言っただろ。壊すかも知れんが…」
<ジナ>
「うぉおォぉおお!!」
オーク以上の怪力を誇るミノタウロスの太幹が、ジナの引き締まった膣口をこじ開けながらお腹の底を圧迫する。
その勢いに耐え切れなくなったのか、あばら骨が折れる音にジナは気づく。
<ジナ>
「うぅう、あぁぁ、やっ、やめろっ…骨が折れたっ、もう無理だっ…抜いてくれ…」
<ミノタウロス>
「ああ、折れたな。くくくく、だが続けるぞ…なあに、殺しはしない…絶対にな」
牛面が目の前に迫り、ズシンとした重たい突き上げが続く。
<ジナ>
「やめろぉおっ、ぐぁ、ぁあっ! 痛ぁあっ、無理だっ! 無理だからっ! うぎ、いたっ、やめろぉおっ!」
<オークA>
「たまんねぇな。さっきまであんなに強がってた女が、怖がってるぜ」
<オークD>
「ミノタウロス様、本当に壊さないでくださいね。俺たちの番もあるんですから!」
肥えたオークたちの下品な笑い声に囲まれても、ジナは何も言い返せなかった。
骨折した腹部が痛みだし、股間に埋まった二本の勃起が何度もつきあがってくる。
<ジナ>
「ぐぁあ! ああ! やめろ! ぐぁ! うッ! ぁあ、ぁあ! ぐぁあ!」
だんだんと突き上げの勢いとスピードが増していくに連れて、ジナの身体が激しく前後左右に揺られる。
その度に骨の割れ目が痛むが、魔物たちに手加減しようという慈悲があるはずもない。
<ミノタウロス>
「出るぞっ! 孕めっ!」
<ジナ>
「ぁぁアぁっ! うっ、魔物の精液がっ、中にっ…くぁあっ…」
あれほど暴れていた陰茎の先端が、ジナの膣内深くでどくどくと脈打っていた。
<オークA>
「俺もっ…くくくく、女戦士のケツの穴にたっぷりとお見舞いしてやるぞぉ!」
<ジナ>
「うぁあッ、熱いっ…うぅ、ちくしょうっ、こんなのあんまりだっ…はぁ、はぁっ…」
尻穴に差し込む痛みに混じった熱い奔流…
<ジナ>
「はあはぁはぁ、はぁ、おっ、終わったっ…はぁ、終わったんだろ? さっさと抜けよ…はぁはぁ…」
もう強がりを見せる余裕もないのか疲れた声でジナ。
しかし、ミノタウロスは彼女の腹の中にねじこんだままの勃起を抜こうともしない。
<ジナ>
「どういうつもりだ! もう射精して満足しただろ? さっさと抜けぇ!」
<ミノタウロス>
「勘違いするな。一発ヤッただけで満足するわけなかろう…」
<ジナ>
「え? 勘違いだと? 私は骨が折れたんだぞ…もうこんな無茶できる状態では…」
言いかけて、ジナの膣内でまた勢いを急激に取り戻していく勃起の圧迫感に気づく。
<ジナ>
「嘘だろ? やめろ、ま、まだやるのか? そんなっ、まだ大きくなるっ…あぁぁ…」
<ミノタウロス>
「強がっているお前より、今の怯えてる姿のがやはり興奮する。再開するぞ…」
広場には大量のスライムがひしめきあっていた。
スライムたちは新たな獲物をかぎつけて、メイリンに進路を切ってきた。
<メイリン>
「ひっ!? 嘘……でしょ……みんな……助けて……」
<村人D>
「うるさい! 裏切り者め! このスライムもお前が仕組んだんだろ?」
<メイリン>
「私…裏切り者なんかじゃない……誤解だから……魔法の杖をっ…早く……」
叫びながらメイリンは必死に後ずさってスライムから距離を置こうとするが、スライムにたちまち身体を寄せられてしまう。
一見するとのんびりとした動きのスライムも、捕食対象を見つけたときのスピードは予想外だった。
<メイリン>
「きゃっ! 冷たっ……イヤっ、離れてっ! 離れて! ひぃぃいっ!」
とうとうスライムがメイリンの身体に飛びつくと、村人たちは安全な場所まで距離をとってその様子を見続ける。
誰も助けようとはせずに、よどんだ目つきで見つめている。
<村人B>
「思い知れ! 無念に散った村人の気持ちを!」
<村人F>
「そうだ! 裏切り者のメイリンめ!」
誰もが裏切り者のメイリンへの制裁の瞬間を待ち望んでいた。
<メイリン>
「私は何も知らない……それより、早く助けて………杖を…早くっ……」
彼女は虚しく手を伸ばすばかり。
杖がなければ魔法は使えない…彼女はスライムに対抗できる魔法使いではなく、今はただの少女に過ぎない。
スライムのゼリー状の身体の表面から酸が分泌されているのか、服にうっすらと煙が昇り、チリチリと皮膚が痛んだ。
<メイリン">
「服が……溶けてる………嘘…っ、このままじゃ…溶かされる…」
<メイリン>
「助けて! 助けて、誰かっ……お願いっ……助けてっ!」
すがるように手を伸ばすが、村人たちは距離をとったまま誰も動かない。
<メイリン>
「キャぁぁあああああああああああ! 熱いぃいい!」
スライムの身体がまとわりついて重たくなった衣服が、徐々に溶け始めた。
酸が肌に焼けるような熱を伝え、苦しみにメイリンが身体をよじる。
ボロボロになった生地からメイリンの白い透けるような肌が露になってしまった。
<村人>
「おっ!?」
男たちの何人かがメイリンのさらけ出された肌を見て、声をあげる。
<メイリン>
「ひぃい、服が……イヤっ、熱いっ……ひぃぃっ………」
溶けていく服に男たちは生唾を飲み込んで、その様子を見守っている。
憎むべき魔女が、その素肌をスライムの身体によってさらけ出していく姿があまりに扇情的で言葉を失っていた。
<メイリン>
「ぅぅ、殺されるっ…ひっ、溶かされてしまうっ……助けてっ、助けて誰かぁ!」
<村人D>
「自業自得だ! この魔女め!」
<村人C>
「そのまま自分の作り出したスライムに殺されるなら本望だろ?」
<メイリン>
「ちがうっ、熱っ…このスライムはっ…私、そんなことしないっ……みんなの勘違いよ!」
必死に訴えるメイリンだが、村人たちは動かない。
<村人B>
「…ごくッ……それにしても、なかなかいい身体してるんだな…」
<村人A>
「そうですね。はぁはぁ…っく…」
それどころか、彼らの中にはズボンを勃起させている者もいた。
スライムのぬるぬるとした体液にまみれたぼろきれ同然の衣装と、メイリンの裸体…
その光景に男たちは何度もツバを飲み込んで様子を見続ける。
<メイリン>
「このままじゃ殺されるっ…見ていないで助けて……誤解だってすぐに分かるから……私っ…」
メイリンにとって恥ずかしさを感じる余裕もなく、スライムに身体を溶かされる恐怖に悲鳴をあげていた。
必死にスライムのひしめく広場から脱出しようともがくが、粘質の身体はなかなか引きはがれなかった。
<メイリン>
「ウァぁああああッ! 熱いっ! 熱いぃいい!」
メイリンの胸にスライムが滑ると、その酸が彼女の衣服を大きく溶かしていく。
露出する小ぶりだが女性の美しさを主張する乳房が、男たちの目に晒される。
<村人D>
「おおーっ! メイリンのおっぱい丸見えだぞぉ!」
<村人C>
「くくくくく、これはいい。スライムいいぞーっ!」
<メイリン>
「ひぃ……見ないで……見てないで助けてよ……うッ……このままじゃ殺されるっ……」
酸に焼かれてヒリヒリと痛む乳房をなんとか男たちの目線から隠そうとする。
しかし、スライムの身体が彼女の両手を絡めて地面に固定しまったため、それもかなわなかった。
村の男たちはいまや完全に安全地帯からメイリンの裸にされる身体を観賞して、談笑していた。