[里美]「んうぅぅ……く……うう……ひどいです……あんまりだわ……ううぅ、う……うっ、く。もうよしてよっ……」
さっきより力なく拒絶する水野さんの声など聞こえていないかのようにサラリーマンの手はまさぐっていて、動きもどこか乱暴になってきている。
時間が経つにつれて周りでこの状況に気づいている客は少しずつ増えているけれど、誰も助けようとはしない。
というより気づく人の大半が男性だ。
美人な顔立ちの水野さんの下着姿にどうしても目が行くのか、顔を向ける人数も増えて、目をランランとさせている人までいる。
[里美]「くぅぅ……う……うううぅ……もうやだぁ……ううぅぅ……う。う。痛いぃ……うぅぅ……」
ただ水野さんは見世物のように見つめられて恥ずかしそうに俯いて、痴漢の手にされるがままになっている。
痴漢は片手でスカートを大きく開きながら残る片手は抵抗の意思が弱くなった水野さんの胸の膨らみを好き放題だ。
女の子の下着を見る機会も滅多にない僕もその姿にしばらく我を忘れていて、ぼけーっと見つめてしまっていた。
[里美]「うっ……く、いやぁぁ……うぅぅ、そんな触らないでくだ……アぁぁぁぁ……くうっ……誰でもいいから止めて……この人っ、とめてぇ……」
孤立した水野さんの声はわりと電車の車内に響くのだけれど、誰もが気づかないふりをしているか食い入るように見るかの二つの反応だ。
ひどい話だ。だけどごめん水野さん……
僕なんかが出しゃばってもどうにもできないよ……
サラリーマンは僕より大柄で横柄な感じだし、何より酔っぱらっていて気が立っているみたいだ。
[里美]「覚悟は決まったわ。良治さんも我慢できないでしょ? 入れていいよ……」
[良治]「え?」
[里美]「そ、そのぉ……お、おちんちん……」
裸の男女がやることといえば最終的にはそれだ。
彼女に促される形で僕はギンギンのペニスを握りしめてそっと押し開いたピンクの割れ目に押し付ける。
[里美]「っ……」
緊張しているように息を飲む里美さんはそっと頷いてくれたので、僕も背中を押されるようにして股間のそこに……
ペニスをぐっと沈めていく。
里美さんの入り口はとても狭くて入る気がしなかったけれど……大丈夫かな?
先端がぐっと割れ目を押し広げたところで快感に負けて僕はさらに奥へ入れようとしていた。
[里美]「ひぎっ、痛い……いたた……あぁ……待って、良治さん! 痛いぃ!」
[良治]「え。あ……ごめん……」
慌てて腰を引いた。
[里美]「良治さんのせいじゃないの。ごめんなさい。思ったより痛くて……つい……」
[良治]「その……やっぱりやめようか?」
[里美]「大丈夫だから。続けて。ね?」
里美さん、きっと痛いに決まってる……それでも僕に遠慮させまいと……笑って見せて。
なんて健気なんだ。僕はその心遣いが嬉しくてもう一度、ペニスを角度を変えて入れようと試みる。
ぐっ……さっきよりは奥へ……できるだけゆっくりと……
[里美]「うっ……痛ぁ、ひぎっ! うう……アぁ……ひっグ……ううぅ!」
里美さんの痛みをこらえる声が僕にはたまらなく辛かった。
申し訳なくて……さっきまで女の子と結ばれる興奮や変な期待で渦巻いていたのが……
[里美]「アぁあ、もう入れないでっ! アぁあ、痛い、痛いっ、許してくださいっ……とても痛いのぉっ!」
泣き叫ぶ里美の姿に興奮して俺は彼女をガッチリと抱き寄せた。
甘いシャンプーの香りがする髪の毛が惨めに揺れている。
[秀夫]「ふん、良治とキスぐらいはしたんだろ? まだならファーストキスだな」
[里美]「んぶっ、むちゅっ……んんんんんん! いや、ぶちゅっ、ンむ! んんん!」
舌を絡めるように里美の唇を重ねると嘗め回し、貪り尽くす。
[倉山]「常務も情熱的だねぇ。へへへ、奥さんもロストバージンがゴミ捨て場とかいい記念になったじゃん」
横で見ている倉山がニヤニヤ笑いながら口出しする。
ふん、よく見ればこの路地裏はゴミ捨て場だ。ロマンチックな場所とは対極の場所。
里美にしたら災難という言葉で片づけられないはずだ。いい気味だ。
[里美]「うっぷ、んぶゥゥウ、ちゅぱ、イヤぁ……ぷはっ、うっ! うう! う! こんなのイヤぁあ!」
俺は里美の唇を舌で割りながら舐めしゃぶりつつ、腰を揺すってやった。
確かにキツいマンコだ。少し手荒だが無理やり抜き差ししてやろう。
[里美]「だめ、アぁ、常務っ! あぎ! いだっ! あうぅ、動かないでェっ!」
たまらず拒絶するようにもがくが、ゴミ袋の山の上ではロクに抵抗にならない。
処女の血と精液ですでに汚されたマンコはヌルヌルしていて思ったより滑りがいい。
俺のチンポとしっかりフィットしていて、それでいてぬめりのおかげでスムーズに挿抜できる。